田代 眞一

定価: ¥ 720
販売価格: ¥ 720
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おすすめ度:

発売日: 2008-05-10
発売元: 角川グループパブリッシング
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
おいおいおい、ちょっと頼むよ~~。。。
「ビールを飲んで痛風を治す! (角川oneテーマ21 C 147)」みたいな本を100円コーナーに置いておくんじゃね~よ~。
・・・と、今回はいきなりブックオフの100円コーナーにキレてみました。
しかも、よくよく見れば、ビールを飲んで痛風を治す! (角川oneテーマ21 C 147)の他にも、ビールを飲んで痛風を治す! (角川oneテーマ21 C 147)の続編みたいなのとか、田代 眞一関連の書籍が投げ売り状態に・・・!
・・・っったくアイツ等ふざけやがって~~。
だいたいにして「いらっしゃいませ、こんにちは~」ってゆう、心が微塵もこもってない、ただ言わされてるだけのセリフを聞いてるだけでサツイがこみ上げてくるぜ(-_-メ)
ビールに合う肴は何か?
・・・というタイトルのような虫のいいことを考えて本書を手にとっても、半分は裏切られる。居酒屋メニューで旨いのは、痛風親和的な肴ばかりなのだな。幕内秀夫やその他ほとんどのこの手の本を出す人の視点は一貫していると知るべし。小海老の唐揚げ、焼鳥、コロッケといった大衆居酒屋メニューの定番は避けよと書かれているのだ。よく分かる。しかし! というところだろうが、痛風発作の激烈な痛みを思えば、ホーレンソーのお浸しにせいぜいがイタワサ、少し高いけど青魚の刺身くらいにして、小一時間で帰宅するに越したことはない。
最近読んだマンガの『深夜食堂』(安倍夜郎作)はいいねえ! 営業時間は夜の12時から朝7時まで。最近の世知辛い世の中では、会社勤務労働者にはなかなか足を運びにくいが。メニューがよい。健康志向の「ケ」の字も感じさせない、アナーキーな共和国がこの居酒屋にはある。ここまでではなくても、やはり居酒屋は反「チェーン系列」、カウンター中心の小汚い店に限るというものだ。
ところで、本書☆3つは読み物としての面白さに欠けるということで。中身は真っ当なのだろう。残念だが、タイトルだけで買ったら期待を裏切られる。つまりビールに合う肴は何かが問題なのだ。そんなことをいっていると、また激烈発作がやってくるが・・・。
タイトルは過激だが、内容は至って真っ当。「仙人の食生活」から少し脱却できます。
薬学の専門家が自らの身体で実証したビールを使った痛風撃退法です。経験談も交えながら、かなり分かり易く書かれています。
【目次】第1章 いきなりの激痛に襲われる(痛風発病/これまでの道のり/こわい脱水状態)/第2章 痛風の基礎知識(高尿酸血症とは/痛風の病態/こわい合併症)/第3章 中国で2回目の痛風発作(中国で痛風が再発した理由/中国でもビールが私の救世主)/第4章 高尿酸血症・痛風の診断と治療(高尿酸血症・痛風はどのように診断されるのか/高尿酸血症・痛風の治療とは)/第5章 おいしくビールを飲むために(私のビール浸けの食生活/本当にビールは痛風の犯人なのか?)
「プリン体の入り」と「尿酸の出」のバランスをとることを正しく理解できていれば、ビールに目くじらを立てるほどではない(∵ビールには「入り」と「出」の両方があるから)。むしろビールの利尿作用をつかって尿酸を洗い流すことが出来るということを自分の身を持って実証したという凄い内容です。(著者の言葉を借りると「動的栄養学」の見方が重要ということでして、ベストセラー「生物と無生物のあいだ」(福岡伸一)で語られていた「(生命系における)動的平衡」の概念を思い出しますね) "ビールより豚骨ラーメンの方が大敵"というのは"目から鱗"でした。
もちろん、著者のように毎日3リットルなんてビールを飲める人はそうそう居ませんし、真似すべきとは言えません。(実はビールのツマミの方が曲者でして、このコントロールの必要性が詳述されています) ただ、本書の中で尿酸を下げるための基本的な考え方(「プリン体の入り」を減らし「尿酸の出」を多くするための留意点)はしっかり書かれていますので、ビール好きではない"痛風予備軍"の方もザッと目を通しておくと参考になる処はあると思いますょ。
